複合機やFAXの設定方法

そんなに難しくない!複合機やFAXの設定方法

複合機やFAXなどをせっかく購入しても、その設定の仕方がわからなくては、宝の持ち腐れともなりかねません。富士ゼロックスやキャノン、大塚商会にリコーなどの各メーカーの努力もあり、最新鋭の複合機やFAXについては、その設定の方法についても、より簡単になってきました。

各メーカーのサービスマンを呼ばなくても可能なレベルとなったのです。操作パネルを見れば、誰でも容易にできるという気軽さが人気の理由です。その詳細について見てみましょう。

目次

1.進化する複合機!設定も楽々

複合機やFAXの設定方法
複合機やFAXを購入したりリースで借りたりして入手したものの、その設定方法がわからないというケースもあるのではないでしょうか。せっかく入手したのに、設定ができなくて使えないということになれば、宝の持ち腐れということにもなりかねません。

従前であれば、富士ゼロックスやキャノン、大塚商会にリコーなどのメーカーのサービスマンを呼んで対応してもらうというのが一般的でしたが、現在では、利用者が自らの手で設定できるようになりました。「機械があまり得意じゃない!」という人でも簡単に設定できるようになったのです。

IPアドレスやDNSサーバーなどの設定でも可能です。操作パネルに表示される通りにすれば、誰でも設定できるのです。特段のスキルやノウハウ、テクニック要らずというのも利用者拡大の原動力になっていることは間違いないといえるでしょう。字が小さくて、なかなか読むことが難しいとされる説明書などを見る必要がなくなったのも、利用者にとってのメリットといえるのかもしれません。

具体的な方法についても操作パネルをみれば、一目瞭然に理解できます。メーカーや機種によって異なるケースもありますので、一概にいうことはできませんが、その詳細について見てみましょう。

  1. 初期設定のアイコンを選択してタップ
  2. 【補足】パネル上のアイコンは、どこにでも移動することが可能です。

  3. 本体初期設定タブをタップ
  4. システム初期設定タブをタップ
  5. インターフェース設定タブをタップ
  6. 画面に表示される【IPアドレス】タブなどをタップ
  7. 【補足】操作パネルに表示される指示に従って、操作するだけでオッケーです。

  8. 設定が完了したら終了タブをタップ

操作にかかる時間も、ものの数分程度です。若い世代はもとより、中高年やシニアにも至って簡単にできます。しかしながら、「どうしても難しい」などというケースには、電話やネット上で各メーカーに問い合わせることも可能です。

2.IPアドレスの確認も大事

IPアドレスの確認も大事
複合機やFAXがここまで身近な存在になったのも、設定の仕方が楽になったということが寄与しているといえるかもしれません。

「複合機とパソコンが正常に通信しているのか」と心配になるケースもあるでしょう。大事な書類や急を要する案件などがある場合には、直ぐにでも確認したくなります。

パソコンから印刷の指示を出しても上手く印刷できない時やスキャンデータをパソコンに送れない時などは、通信状況をチェックしてみることが必要です。複合機を使っての確認方法について見てみましょう。まずは、必要となるIPアドレスの確認の仕方の手順を説明します。

  1. キーボードにある[Windows]キーをタップしながら[R]キーを押して、[ファイル名を指定して実行]を起動
  2. [ファイル名を指定して実行]というテキストボックスに[cmd]と入力
  3. [OK]ボタンをクリックし、[コマンドプロンプト]を起動
  4. [コマンドプロンプト]の画面にて「ipconfig」と入力
  5. 表示されるIPアドレスを確認
  6. 【補足】上記の手順で確認したIPアドレスを使って具体的な確認作業が可能となります。

複合機とパソコンとの接続状況をチェックするには、インターフェース画面にある[Pingコマンド実行]というタブをクリックすれば、可能です。最後に求められるIPアドレスを入力して、接続状況を見ます。

「接続に成功しました」と出ればオッケーですが、「接続に失敗しました」と表示されれば、接続に問題があると判断できます。失敗の場合については、電源が入っていないなどの簡易的な原因の場合は対処できますが、自らで対処できない場合には、管理者に確認することが必要です。

3.まとめ

もはや、企業や自治体をはじめ、さまざまなところで活躍を見せている複合機やFAXですが、その飛躍的な普及を生んだのも、誰にでも容易に使うことができるということに起因しているといえるでしょう。ネットワークに明るい人やその道のスペシャリストでなくてもできるというのも特徴です。

富士ゼロックスやキャノン、大塚商会にリコーなどのメーカー各社は、より簡単に設定することができる複合機やFAXの製造開発に凌ぎを削っています。今後も目が離せない取り組みといえそうです。

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